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普段着の思い、いろいろと

   
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「八王子の家」の現場紹介です。
 
バルコニーを鉄FBで吊る。
 
足元をすっきりさせるために、バルコニーを受けるのは柱ではなく、屋根からの吊り材。
高さ調整は、六角ナット。
揺れが心配でしたが、まったく問題なし、一安心。
技術力の高い職人さんが集まった現場で、こっちも勉強になります。
  
  

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9月4日~5日、NPO 埼玉・住まいの会の研修旅行(建築見学)に参加しました。

1日目:白河市立図書館、福島県農業総合センター、アサヒビール福島工場、大越娯楽場、母畑温泉泊
2日目:SUS福島エコムスパビリオン&社員寮、21世紀建設館、棚倉町立社川小学校、棚倉町文化センター

新旧の名建築をいくつか見学したなか、新のSUS福島事業所の2施設を紹介します。

■エコムスパビリオン
設計:山本理顕 

 
エコムスパビリオン外観
パネル割りのモジュールは1200mm


エコムスパビリオン内部
家具も含めて、ほぼアルミとガラスだけでできた近未来的な空間。11年前の完成ですが。

■社員寮
設計:伊東豊雄


社員寮模型


社員寮外観
こちらも、構造はアルミ造。
耳慣れない言葉ですが、構造体に鉄を使わずアルミでできています。

 
社員寮内部
各ユニットは、アルミ湾曲壁で仕切られていて、ところどころに中庭を取り込んでいます。
壁と壁の間隔は約2~4m、天井高も低く抑えられていて、心地よいスケールです。
パビリオンと違うのは、木製サッシ、フローリングの床、個室の壁には木を使い、アルミとのコントラストが生かされています。


寮個室。
9室あるのですが、場所が不便すぎて、入居は新入社員の1人だけとのこと。
もったいない。


「岩槻の家」 の増築が完成しました。
2007年に当事務所で設計した住宅の増築で、延床面積18.4坪(+車庫5.1坪)の小さな住まいです。
今回も平屋での計画、既存の母屋との関係をどう考えるか、、、
お互いの採光、風通しを邪魔しないこと、直接向き合うことは避けるが気配が感じられるようにすること。結果、母屋とは90度向きを変え、間にほどよいスケールの庭を挟む配置としました。将来、デッキとデッキを繋ぐことも可能です。

           
建主さんは、カタログから既製品を選んでおしまい、という家づくりには NO, の方で、こちらも設計を楽しませていただきました。キッチン、浴室、洗面台、車庫扉、デッキ格子戸など。いわゆる既製品はアルミサッシと便器くらいでしょうか。  


KitchenHouse による オーダーキッチン。白の箱とステンレスのシンプルなデザインに。
 
詳しくは、当事務所のホームページへ
http://8888ma.net/iwatsuki_extension.htm




3月1日、「住まいの環境デザイン・アワード2016」に参加してきました。
受賞者によるプレゼンのあと、審査員、受賞者によるトークセッション。 受賞2作品とも、個の建築の美しさを追求したいわゆる作品というよりは、住まいと街との関係を問う能動型。
現地をみた審査員からは、住んでいる人のハッピー度に感心したとのコメントがありました。プライバシーや防犯のことを気にする方が多い中、これを楽しく住みこなしている建主さんにも賞を。
  
  

先月、日工大の卒業設計公開講評会に参加したのですが、そこでも閉じた「作品」ではなく、建築に何ができるのかを考える、街に開いた計画が多くみられました。
3.11のこともあり、担当教官による指導なのかと教授にきいてみたところ、学生たち自らの意思とのこと。教授からは、建築は何かができると信じていることが逆に怖い、とも。
社会に出て、現実の厳しさを知ることになるかもしれませんが、それはそれでよし、ですよね。


10月24日、埼玉建築士会の研修会で、群馬に行ってきました。
見学地は、一之宮貫前神社、富岡市立美術博物館、群馬県立近代美術館。
実際に行ってみて分かることがありますね。

 
一之宮貫前神社
くだり参道は めずらしいとのこと。

徳川三代将軍家光の命によって建てられた本殿と拝殿。
日光東照宮と同様に極彩色。ブルーノ・タウトは、桂離宮○、東照宮×と評したけど、桂を見ていないので何とも言えない。


 
富岡市立美術博物館
設計は柳澤孝彦、1995年完成。
ルイス・カーンのキンベル美術館との比較で見ざるを得ないのですが、あまりに似ている、そして及ばない。


何じゃこれ、東武ワールドスクウェアか。
新国立劇場をコンペで勝ちとった柳澤さん、いったいなぜ???

ついでに、
竣工写真を見ると、アプローチ両側の砂利部分は水がはられています。残念ながら完成後こうなってしまう事例が多いですね。



群馬県立近代美術館
設計は磯崎新。完成は1974年、日本建築学会賞受賞、2008年に改修。
磯崎さんの作品は、九州、つくばなどでいくつか訪れていましたが、ここは初めて。
代表作の一つと言われていますが納得。


41年前に完成とは思えない、コンセプトや手法をこえて、今、気持がいい空気が流れています。
 
写真撮影が許された展示室。
正方形で解かれていないな、、、あ!ここは増築部分か。

  
プロフィール
HN:
Takashi Yashima
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
バンド、フットサル、、、
自己紹介:
バンドやってます。
フットサル、テニス、野球、、、やるのもみるのも好きです。
何もしないことが苦手です。
さいたま市で設計事務所をやってます。
E-mail studio@8888ma.net
P R
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