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普段着の思い、いろいろと

   
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9月9~10日、埼玉住まいの会の研修旅行に参加しました。
今年の街並み・建物見学の研修旅行は、山梨~長野へ。
1日目:JR竜王駅、八ヶ岳やまびこホール、清春芸術村、旧平田家、八ヶ岳美術館を見学、宿はロイヤルホテル八ヶ岳。
2日目:清里清泉寮、小海町高原美術館、旧中山道八幡宿を見学。

■竜王駅(2008年 設計:安藤忠雄)
 

コンクリート打放しだけじゃない安藤さん、写真では伝わらないですが、スケール感がよく気持ちよかったです。各停しかとまらない小さな駅でここまでお金かけていいのか、ちょっと不思議。

■八ヶ岳やまびこホール/高根町ふれあい交流ホール(2002年 設計:柳澤孝彦)


柳澤さんらしく堅実な設計。
1階エントランスと2階ラウンジが少々窮屈な、、、予算の都合だったのか。

■清春芸術村/白樺美術館(1983年 設計:谷口吉生)、ルオー美術館 (設計:谷口吉生)、光の美術館(2011年 設計:安藤忠雄)、茶室 徹(2006年 設計:藤森照信)


清春芸術村は、白樺派同人と親交のあった画廊社長が私財を投じて実現した美術館を中心とした複合施設。 清春小学校跡地に、美術館関連施設を順次建設及び移築。
桜の名所としても知られているようで、春に来るとまた違う体験ができるかも。

■八ヶ岳美術館(1980年 設計:村野藤吾)


 作業服姿の方に建設当時の貴重な話を聞くことができました。なんと館長さんでした。

■清泉寮/新館(2009年 設計:レーモンド設計事務所)
本館
清泉寮、現在では規模の大きな宿泊・研修施設ですが、1938年、清里開拓の父ポール・ラッシュによって始まった開発当初は、キリスト教研修の施設。


 新館は、レーモンド事務所の設計で、木の扱いはさすが。
 ポール・ラッシュ記念館に展示されているトラクター

■小海町高原美術館(1997年 設計:安藤忠雄)




安藤さん得意な、奥行きの深いアプローチと幾何学的な形態。
全景を見せるために造られた展望台は、よく予算がついたものだな~と感心。


旧中山道八幡宿は、残念ながら雨のため車窓から。
最後は恒例の酒蔵試飲。気持ちよく帰路につきました。


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「楽風展」が無事終了しました。

今回のテーマは「時とともに」  
 古美る(注1)、家も歳をとります。
 正直に潤いのある歳をとりたいものです。
 住み手も歳をとります。家族が増えることも減ることも。
 この変化に柔軟に対応するには。
 季節によって、また一日の時間によって、うつろう自然とどう向き合うか。
 時代とともに変わる技術、要求される性能の進化、これにも目を背けるわけにはいかない。
 時とともに、いろいろな切り口がみえてきますが、
 さて、建築家は何を考えているのか、、、
 (チラシの挨拶文より)

21日(土)のギャラリートークの写真です。

 
来場いただいた皆様、ありがとうございました。

  PALS(埼玉の建築家集団)による作品展「楽風展」の案内です。

 日時:平成291019日(木)~24日(火)10:0019:00

 会場:日本茶喫茶・ギャラリー 楽風(らふ)

    さいたま市浦和区岸町4-25-12

 入場無料



日本茶喫茶に付設のギャラリーでの作品展、当事務所も展示に参加します。
詳しくは→ http://8888ma.net/pdf/rafuten1027s.pdf


敷地は、立川市郊外の静かな住宅地です。昭和40年代に住宅公団によって多く造られた団地の一つで、築46年になる5階建ての1階住戸の全面改修です。
 建主さんは、中学のときの友人。同窓会、だいじですね (^.^)
 建物全体としての耐震診断は未済ですが、壁量が比較的多く、構造体を傷めなければ、現行耐震基準を満たすと思われます。

    
 断熱性能に関しては、竣工当時のままのため、補強が必要です。内装仕上は下地から全て撤去し、断熱からやり直しです。窓も真空ペアガラスのサッシに取り替えました。
 床仕上は、厚単板オスモ仕上げの複合板フローリング、壁・天井は珪藻土塗り。
 集合住宅の内装は、どの部屋も同じに仕上なくてはならないので、職人の技術力の差で違いが出る材料は使えませんが、今回は左官屋さんの腕をみせてもらいました。結露は抑えられ、気持ちよくすごせるようになりました。


9月3~4日、埼玉住まいの会の研修旅行に参加しました。今年の街並み・建物見学の研修旅行は、長野へ。天候にも恵まれ、気持ちよく名建築を体験してきました。
1日目:高山村一茶館、小布施町図書館、飯山市文化交流館、飯山市美術館、正受庵を見学、宿は斑尾東急リゾート ホテルタングラム。
2日目:善光寺、長野放送局、長野市博物館、長楽寺を見学。

■高山村一茶館(1966年 設計:岡田新一)

建物の全貌がみえず、なぜこの形になったのか、よく分からなからず、、、

■小布施町図書館(2009年、設計:古谷誠章)
 
スケール感がよく、心地よかったです。
幅広い年齢層の来館者が利用、気持ちいいのは共通みたい。

■飯山市文化交流館(2016年、設計:隈研吾)
 

この場所にこれまでなかった姿、形であるのは分かります。
が、木造でもないのに木の柱、梁らしきものが。
公共施設でメンテが大変な材料の使い方、10年後はどうなっているのでしょうか。

■飯山市美術館(1997年、設計:宮本忠長)
 

■長野放送局(1998年、設計:みかんぐみ)
 
19年前とは思えない。いろんな意味で劣化していない。
コンペに勝ったのは、作品性だけではなかった。

■長楽寺
 
姥捨て山、本当にあった話なの???なんて考えながら帰路に。




  
プロフィール
HN:
Takashi Yashima
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
バンド、フットサル、、、
自己紹介:
バンドやってます。
フットサル、テニス、野球、、、やるのもみるのも好きです。
何もしないことが苦手です。
さいたま市で設計事務所をやってます。
E-mail studio@8888ma.net
P R
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