普段着の思い、いろいろと
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築21年の木造住宅の改修工事です。
工事の内容
1.断熱補強
外壁:現状グラスウール厚50充填→断熱材裏打ちボード(スタイロパネル)増し張り
屋根(天井裏):現状断熱なし→高性能グラスウール16K 厚100敷き込み
1階床下:現状断熱なし→フェノールフォーム(ネオマフォーム)厚30敷き
サッシ:現状アルミサッシガラス単板→樹脂枠内窓追加、一部断熱タイプサッシ複層ガラスに取り換え
玄関ドア:現状アルミ規格品→断熱仕様に取り換え
2.1階床下湿気対策
現状土のまま→防湿シート敷きの上に砂利敷き
3.1階床下気密対策
現状特になし→間柱・根太の隙間にスタイロフォーム&発泡ウレタン充填
4.耐震補強
現状耐震壁の壁量・配置のバランスは問題なし、接合部の金物補強なし→金物補強
5.間取り変更
1階トイレ位置変更、2階納戸(クローゼット)新設
6.住宅設備取り換え
キッチン、ユニットバス、便器取り換え
7.外装補修
屋根塗装、外壁の塗り替え(一部ガルバリウム鋼板角波に変更)、バルコニー防水やりかえ
まずは、1階の床を撤去して、防湿工事から。
防湿シートの重ね部分はシールで密着。
工事の内容
1.断熱補強
外壁:現状グラスウール厚50充填→断熱材裏打ちボード(スタイロパネル)増し張り
屋根(天井裏):現状断熱なし→高性能グラスウール16K 厚100敷き込み
1階床下:現状断熱なし→フェノールフォーム(ネオマフォーム)厚30敷き
サッシ:現状アルミサッシガラス単板→樹脂枠内窓追加、一部断熱タイプサッシ複層ガラスに取り換え
玄関ドア:現状アルミ規格品→断熱仕様に取り換え
2.1階床下湿気対策
現状土のまま→防湿シート敷きの上に砂利敷き
3.1階床下気密対策
現状特になし→間柱・根太の隙間にスタイロフォーム&発泡ウレタン充填
4.耐震補強
現状耐震壁の壁量・配置のバランスは問題なし、接合部の金物補強なし→金物補強
5.間取り変更
1階トイレ位置変更、2階納戸(クローゼット)新設
6.住宅設備取り換え
キッチン、ユニットバス、便器取り換え
7.外装補修
屋根塗装、外壁の塗り替え(一部ガルバリウム鋼板角波に変更)、バルコニー防水やりかえ
まずは、1階の床を撤去して、防湿工事から。
防湿シートの重ね部分はシールで密着。
3月7日、埼玉建築士会の建物見学会に参加しました。
日本建築学会賞を受賞した建物を巡るシリーズで、今年は茨城県桜川市の「真壁伝承館」。
設計: 渡辺真理さん(設計組織ADH)
用途: 図書館、歴史資料館、集会室、ホールの複合用途
構造: 鉄板パネル付き鉄骨ラーメン構造
完成: 2011年
重要伝統的建造物群保存地区に建っており、周辺の景観との調和が意図されていますが、それよりも、新しい技術をとり入れ、切れがあり密度の高い設計に見入ってしまいます。中庭のスケールもよく気持ちがいい。
↑ 壁をコンコン叩く変な集団。白の外壁は鉄板。
保存地区に点在する約100棟の登録文化財のなかの一つ。地元の建築士会が中心になって保存改修の活動を展開しているとのこと。見習わなくては。
途中昼食に寄った下館で見つけた蔵の奥に隠れたトイレ。 あとで調べると、設計コンペで決まった案とのこと、グッドデザイン賞を受賞している。
続いて、やはり古い蔵が多く残る結城市の町並み散策。
↓ 結城蔵美館
元の構造体の内側に新たに基礎・柱・筋交いをつくって構造補強されています。ふむふむと説明を聞いていたのですが、改修工事費5000万と聞いてギョ!
日本建築学会賞を受賞した建物を巡るシリーズで、今年は茨城県桜川市の「真壁伝承館」。
設計: 渡辺真理さん(設計組織ADH)
用途: 図書館、歴史資料館、集会室、ホールの複合用途
構造: 鉄板パネル付き鉄骨ラーメン構造
完成: 2011年
重要伝統的建造物群保存地区に建っており、周辺の景観との調和が意図されていますが、それよりも、新しい技術をとり入れ、切れがあり密度の高い設計に見入ってしまいます。中庭のスケールもよく気持ちがいい。
↑ 壁をコンコン叩く変な集団。白の外壁は鉄板。
保存地区に点在する約100棟の登録文化財のなかの一つ。地元の建築士会が中心になって保存改修の活動を展開しているとのこと。見習わなくては。
途中昼食に寄った下館で見つけた蔵の奥に隠れたトイレ。 あとで調べると、設計コンペで決まった案とのこと、グッドデザイン賞を受賞している。
続いて、やはり古い蔵が多く残る結城市の町並み散策。
↓ 結城蔵美館
元の構造体の内側に新たに基礎・柱・筋交いをつくって構造補強されています。ふむふむと説明を聞いていたのですが、改修工事費5000万と聞いてギョ!
2月14日、NPO埼玉住まいの会主催の「ル・コルビュジエ体感!カップマルタン休暇小屋 体験型講演会」に参加しました。
コルビュジエが晩年を過ごした約5坪の小さな小屋で、その原寸レプリカです。
本物は地中海に面して建っており、フランスまでの渡航費を節約できました。
質素なつくりですが、すべてに手が届くような人間的なスケールで、密度でできています。建築家=建主だからできた最小限住宅なのかもしれません。
コルビュジエの唱えたモデュロールの合理性には疑義がありますが、2.26mの天井高は落ち着きますね。
この小屋の小ささ、簡素さの理由は、パリで疲れたからだを充電するための主役は建築ではなく、地中海であり背後の山村ということだったのでしょうか。
先日、埼玉建築士会の建築見学会に参加しました。
■ 立教学院聖パウロ礼拝堂
設計はアントニン・レーモンド、1963年完成。昨年大規模改修工事完了。
外観は放物線アーチ、内観は交差ボールトの連続で、構造と空間が一体となっています。レーモンドは当時、内部のボールトがゴツ過ぎると構造家に苦言をいったそうですが、実際に立ってみると特に重々しさは感じません。
天気がよかったのもありますが、想像以上に明るいのは、大学内の施設という理由もあったのだろうか。
参考まで、藤森照信さんの解説がみられるサイト
→ http://kenchiku.tokyo-gas.co.jp/live_energy/modern/02.html
■ 狭山湖畔霊園 森の礼拝堂
設計は、NAP建築設計事務所 中村拓志、2013年完成。運よく設計担当の方に現地を案内していただきました。
このチャペルも構造体がそのまま空間を限定しています。登り梁は繊細さを追求し見付60mmとの説明がありましたが、いやいや、構造が重たすぎ。写真で事前にみて想像していたより内部は小さく感じます。このスケールの違和感を感じるのは僕だけなのかな~。敷地内の道路とはいえ、アプローチの引きのなさも気になります。
ちなみに2014年のグッドデザイン賞を受賞しています。
以下は、インタビュー記事(建築家の仕事論)のなかの中村さん自身の言葉です。
「肌感覚や動物的な本能を大事にしていくことが今、重要だと考えています。難しく考えない。理念的に考えすぎない。いわば、原始人の気持ちになるということ。気持ちいいかよくないかで判断すること。こうした考え方は以前はレベルの低いことだと思われがちでしたが、時代は反転して、今では高度な知性につながっていると思います」
■ 立教学院聖パウロ礼拝堂
設計はアントニン・レーモンド、1963年完成。昨年大規模改修工事完了。
外観は放物線アーチ、内観は交差ボールトの連続で、構造と空間が一体となっています。レーモンドは当時、内部のボールトがゴツ過ぎると構造家に苦言をいったそうですが、実際に立ってみると特に重々しさは感じません。
天気がよかったのもありますが、想像以上に明るいのは、大学内の施設という理由もあったのだろうか。
参考まで、藤森照信さんの解説がみられるサイト
→ http://kenchiku.tokyo-gas.co.jp/live_energy/modern/02.html
■ 狭山湖畔霊園 森の礼拝堂
設計は、NAP建築設計事務所 中村拓志、2013年完成。運よく設計担当の方に現地を案内していただきました。
このチャペルも構造体がそのまま空間を限定しています。登り梁は繊細さを追求し見付60mmとの説明がありましたが、いやいや、構造が重たすぎ。写真で事前にみて想像していたより内部は小さく感じます。このスケールの違和感を感じるのは僕だけなのかな~。敷地内の道路とはいえ、アプローチの引きのなさも気になります。
ちなみに2014年のグッドデザイン賞を受賞しています。
以下は、インタビュー記事(建築家の仕事論)のなかの中村さん自身の言葉です。
「肌感覚や動物的な本能を大事にしていくことが今、重要だと考えています。難しく考えない。理念的に考えすぎない。いわば、原始人の気持ちになるということ。気持ちいいかよくないかで判断すること。こうした考え方は以前はレベルの低いことだと思われがちでしたが、時代は反転して、今では高度な知性につながっていると思います」