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普段着の思い、いろいろと

   
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「八王子の家」の現場紹介です。
 
バルコニーを鉄FBで吊る。
 
足元をすっきりさせるために、バルコニーを受けるのは柱ではなく、屋根からの吊り材。
高さ調整は、六角ナット。
揺れが心配でしたが、まったく問題なし、一安心。
技術力の高い職人さんが集まった現場で、こっちも勉強になります。
  
  

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工期2ヶ月で改修工事完了。

 居間~台所(改修前)
  ↓
 
 居間~台所(改修後)
 
 居間(改修後)


 
 2世帯用居間~台所(改修前)
  ↓
 
 居間側を書斎に(改修後)
 
 台所側を納戸に(改修後)

 
 洗面所~浴室(改修前)
  ↓

 洗面所~浴室(改修後)

これから迎える夏、そして冬を快適にすごしてもらえることを確信して、、、、
楽しみです。



既存の開口部は、単板ガラスのアルミサッシ。基本的にこれはそのまま残し、内側に樹脂サッシを増設します。
結露がひどく下地が腐っていた北側のコーナー出窓は撤去し、新しく複層ガラスのサッシ(外枠アルミ、内枠樹脂)に取り換え。
北側の出窓は要注意です。特にカーテンを閉め放しになる状況では空気が動かないので、結露し放題になります。
 

既存の外壁断熱は、グラスウール厚50のみ。これでは今の省エネ基準を大きく下回ります。今回は室内側に断熱材裏打ちの石膏ボードを張り増して断熱補強します。壁内への防湿も期待できます。
 

天井裏(屋根)は、なんと既存は断熱材なし。今回、高性能グラスール厚100を敷設しました。
 

壁仕上げも完了し、内窓(樹脂枠サッシ)の取付に。
 


 台所の出窓は、既存のサッシ枠を生かし、単板ガラスから真空複層ガラスに入れ替え。





1階床の断熱・気密工事です。
床下は外気という設計のままで、換気改善のため換気口を追加で設けました。 
 

床の仕上がり高さを段差なしにするため、床組をやり直しました。構造用合板の上に断熱材フェーノールフォーム厚30を敷きます。壁際は気密のために発泡ウレタンで隙間をふさぎます。
 

既存の浴室は、タイル張り仕上げの在来工法で、壁と天井は断熱なし。今回、壁・天井をグラスウール厚100で断熱補強し、ユニットバスに入れ替え。浴槽は断熱材裏張りの浴槽に。


外部では、高圧洗浄のあと、屋根の塗装、ルーフバルコニーの防水、外壁の塗り替え工事が進みます。高圧洗浄の際には、雨漏りがないか点検します。

 屋根は、ポリウレタン樹脂塗料2回塗り。


 バルコニーはFRP防水、特にサッシ下枠周りは入念に。



次は構造補強です。
この住宅の完成した1994年(平成6年)は、1981年の新耐震基準施行後ですが、2000年の法改正(木造接合部の金物補強)前になります。
この住宅も、耐力壁の壁量は足りていますが、大地震では柱の引き抜きによる倒壊の危険性があります。
1階床の撤去および一部天井の撤去により、柱脚・柱頭、筋交いの接合部を金物で補強します。
さいわい耐力壁がバランスよく配置されていたので、柱の大きな引き抜き力がかかる箇所はなく、基礎からのホールダウン金物までは必要なしでおさまりました。







  
プロフィール
HN:
Takashi Yashima
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
バンド、フットサル、、、
自己紹介:
バンドやってます。
フットサル、テニス、野球、、、やるのもみるのも好きです。
何もしないことが苦手です。
さいたま市で設計事務所をやってます。
E-mail studio@8888ma.net
P R
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