普段着の思い、いろいろと
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3月21日、埼玉・住まいの会主催の 井口浩氏 講演会 に参加しました。
テーマは「パラダイム転換 ⇒ ネットワーク・モバイル・ビレッジをつくろう! 動くまちによる地域間連携が日本を救う」
建築家が自分の作品を紹介しながら建築を語る いつもの講演会とは違い、今の社会の問題点を考察し解決策を考える、建築家は何ができるのか、を問う講演会でした。
講演会の前半は東日本大震災後の現代社会の問題点と課題の整理。
その中で再確認したこと、新たに分ったこと
・地球温暖化の原因と言われているCO2、これは証明されていない。
・CO2を原因とすることで、原発を推進しようとする人(儲かる人)がいる。
・原発の使用済燃料の放射能は、未使用のものに比べて1億倍。想定外の原因で冷却ができなくなり使用済燃料が爆発すると、半径200km圏内は人が住めなくなる。その使用済燃料の取り出し作業が今、悪条件下福島で行われている。
・あい変らず汚染水漏れが止まらない。
・除染土が袋詰めで野積み状態。移動しただけ。除染は不可能。
・この国の情報公開は信用できない。
なかなか本題に入れない、この国の情けなさ、、、
解決策の「自と他の融合へのパラダイムシフト(世界観、価値観の転換)」では、
John Lennon の Imagine の歌詞を思い出しました。40年以上前につくられた曲なのに。
講演の詳しい内容については、井口さんのホームページを参照してもらうとして、、、
ネットワーク・モバイル・ビレッジ、この理念を実験、実行している行動力に感嘆しつつ、
自分はこの問いにどう答えを用意できるのか、考え直すよい機会となりました。
くりもとミレニアムシティ (井口氏のホームページより)
井口浩氏のホームページ
http://www.fifthworld-inc.com/
http://www.npo-mc.com/
さいたま市市民活動サポートセンター主催のイベントで、142の多様な団体がそろい、賑やかな活動の発表の場・交流の機会となりました。
住まいの会は、「公的補助金・減税を活用-安全、安心、冬暖かく夏涼しい省エネ住宅」をテーマに、ミニセミナーと新築・リフォーム相談会での参加でした。
省エネに関しては、最近、埼玉県主催の講習会や、断熱材メーカーを招いての勉強会に忙しく参加しました。避けて通れない状況になってきています。
2020年頃までには、今回の改正省エネ基準が義務化されるとのこと。
省エネ自体はもちろん賛成ですが、義務化には?です。耐震や耐火などの命にかかわる問題とは違います。自然に対して謙虚に質素に生活する住まい方を否定できるのでしょうか。
法律で義務化されると、それ以前に建てられた基準を満たしていない住宅は、既存不適格になるって、本当?
1月24日、国土交通省補助事業の 「住宅省エネルギー技術 設計者講習会」 に参加してきました。
平成25年10月に省エネ基準の見直しが施行され、更にこれまでは努力目標だった基準が、今後段階的に義務化されます。
車や家電製品は、省エネで減税や補助金制度があっても、義務ではありませんね。これまで省エネに関して遅れをとっていた住宅が大逆転です。
具体的な改正の内容について・・・
これまでは建物外皮の性能の評価だけでしたが、改正後は家の中で使う設備機器のエネルギー消費量も評価の対象(再生可能エネルギーの活用分は引き算可)となり、2本立ての基準になります。
外皮の性能の評価方法ですが、断熱性能に関しては、熱損失係数(Q値)から、外皮平均熱貫流率(UA値)による評価に改正。
夏の日射遮蔽に関しては、夏期日射取得係数(μ値)から、冷房期の平均日射熱取得率(ηA値)による評価に改正。
Q値計算を覚えたところなのに、今度はUA値?って実務者も多いのでは。それはさておき、一般に浸透するのでしょうか。これまで建物を性能(数値)で評価することを、皆でさぼってきたことも悪いが、、、国土交通省さん、会議に文系の出席者を増やされてはいかが。
(講習会テキストより)