普段着の思い、いろいろと
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開東閣で見学昼食会
4月12日 開東閣にて、高校同期の友人が企画してくれた見学昼食会。
開東閣は港区高輪にある旧岩崎家高輪別邸で、明治41年完成、昭和39年復旧、現在は三菱グループの迎賓施設。
昭和20年空襲で外壁の一部を残してほぼ消失、39年の復旧では外観の原形は残したが、内部については住まいからの用途変更もあり当時の姿をとどめてはいないよう。ビニールクロスの不燃認定シールを見つけてしまうのは悲しい性か。
以下、建築家ジョサイア・コンドルについて、藤森照信さんの言葉から、
「彼らは国家と時代を建築で飾るのが自分たちの任務と覚悟していた」
つまり、パトロンである明治国家のための記念碑性が求められ、個性や創造性といったものは二の次であったと思われます。
また、24才の若さで異国からやってきたコンドルにとって、いったい何を参照してよいかも分らなかったとも想像できます。ヨーロッパのいろんな様式がばらばらと見うけられるのも仕方ないか、、、
高輪の一等地に道路から建物が見えない広大な敷地(11,200坪らしい)、まずは緑を残してもらっていることに感謝。
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